投球動作で痛い、もしかしたら野球肩かも
こんにちは!神田第一接骨院です!
今回は野球肩についてです。
野球肩とは
野球肩は、肩関節の障害であり、不良な投球動作や投球を繰り返し行うことで肩の痛みが生じ、投球が困難になる状態のことを野球肩と言います。
原因
主な原因は、投球動作の繰り返しによる肩の酷使です。
ボールを速く、正確に投げる技術を身につけるために投球動作を繰り返した結果、肩への負担が蓄積し、肩周辺の筋肉を緊張させます。
筋肉は緊張すると硬化し、血行不良を起こします。
この状態が続くと炎症が誘発され、野球肩になってしまいます。
また、野球肩は正しくないフォームで投げ続けたり、肩や肩甲骨周りの筋肉が不足していたりする場合にも発症する可能性があります。
症状
肩の痛み、肩の可動域の制限が主な症状です。
・投球時、投球直後の肩の痛み
・練習が終わってからの肩の痛み
・投球した翌日の肩の痛み
・肩を上げられない、回せない
・肩を動かしたときの引っかかる感じ
・肩の不安定感、脱力感、疲労感
・投球開始直後は痛いが、投げ続けると和らぐ
どんな人に多い?
野球の投手を中心に、肩を大きく振る動作を繰り返すスポーツを行う人に多くみられます。
テニスやバレーボール、ハンドボール、やり投げなどの競技にも多いです。
テスト法
野球肩と似た症状の疾患と鑑別するためにテスト法を行います。
疾患:インピンジメント症候群、上腕骨骨端線離開、腱板損傷、肩甲上神経損傷
テスト法:インピンジメントサイン、棘上筋テスト、ドロップアームサイン、
治療
野球肩の施術で使用される物理療法は超音波や干渉波を使います。
痛みが出ている箇所に超音波を当てていきます。
そうすることで、炎症を抑え、緊張を緩和し、肘・肩への負担を軽減させます。
手技療法
野球肘の原因となるフォームを改善するには、全身の筋肉を柔らかくすることが大切です。
手技療法では、腕の筋肉だけでなく、投球動作で特に重要となる肩まわりや太ももの筋肉もほぐしていきます。
筋肉の緊張を取り除き柔軟性を高め、早期回復を目指します。
ハイボルト療法
ハイボルト療法とは、高電圧の電流を身体の深部に流していく施術で、「痛みに特化した電気施術」になります。
筋肉や靭帯の修復力を高められ、鎮痛作用にも優れているため、野球肘・野球肩の症状に対して有効な施術となります。