体に力が入らない!ギランバレー症候群とは
こんにちは!神田第一接骨院です!
今回はギランバレー症候群についてです。
ギランバレー症候群とは
ギランバレー症候群とは、末梢神経の障害によって、力が入らない、感覚がわかりにくい、しびれるなどの症状を起こす病気です。
末梢神経が障害されることで、手足の先のしびれや四肢脱力、腱反射消失などをきたします。
末梢神経は神経細胞から伸びて情報を直接末端に伝える「軸索」と軸索を包み込み神経細胞の電気刺激を速く伝達するための「髄鞘」で構成されています。
よく神経の軸索は「電線」に髄鞘は電線の周りを取り囲む「絶縁体」に例えられ、電線が切れると電話が繋がらなくなるのと同じような事が末梢神経でも起こります。
原因
原因ははっきりと解明されていません。
ウイルスや細菌に感染することなどがきっかけで、外敵から身を守る役割であるはずの免疫システムが、誤って自身の末梢神経を攻撃することによって起こると考えられています。自己免疫疾患です。
症状
ギラン・バレー症候群の主な症状は、手足のしびれ感、手足の筋力低下・脱力、呼吸筋まひ、眼球運動まひ、顔面神経まひ、血圧・脈拍の異常などです。
経過
ギラン・バレー症候群の多くは、神経の症状が出始めた時からさかのぼって一か月以内に先行感染があります。
そして、症状が出始めると4週間以内でピークになり、その後、緩やかに回復に向かいます。
患者さんの70%は2週間以内にピークになります。
症状のピークでは8割の患者さんが自立歩行ができなくなります。
また、1割強が人工呼吸器をつける状況になります。
重症例では不整脈や呼吸困難で命に関わることもあります。
検査
血液検査
原因となる「糖脂質抗体」があるかどうかの確認が主な目的です。
脳脊髄液検査
背中に針を指して脳脊髄液をとって、たんぱく質や糖の量、細胞の形などを調べます。
神経伝導検査
神経を電気で刺激して伝わり方をはかったり、筋肉の収縮活動を調べます。ギラン・バレー症候群の場合は伝わる速度が遅くなるなど、異常が見られます。
〇場所
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大手町駅より徒歩7分
小川町駅より徒歩15分
院名:神田第一接骨院
住所:東京都千代田区内神田2-4-13 石垣ビル1階
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