10代~20代に多いバンカート損傷(関節唇損傷)とは!
こんにちは!神田第一接骨院です!
今回バンカート損傷についてです!
関節唇とは
肩関節は肩甲骨と上腕骨で構成される関節です。
関節唇とは、肩甲骨と上腕骨のつなぎ目に存在する軟骨状組織のことです。
関節唇は肩関節の安定性に大きく関与しており、上腕骨の頭が肩甲骨にしっかりと収まるように働いています。
バンカート損傷(関節唇損傷)とは、
そんな肩関節を安定させている関節唇が傷ついてしまうことを「関節唇損傷」と呼びます。
関節唇損傷の症状には、肩の痛み、不安定感、可動域の制限などがあります。
肩関節唇損傷では、ある程度安静にしていると一定期間で痛みなどは改善してくることが多いですが、多くの場合肩を大きく動かしたときに肩が外れてしまいそうな不安感や動きの悪さが残ります。
また、肩関節を繋ぐ場所が壊れてしまっている状態ですから、関節の安定性が著しく低下し、何度も脱臼を繰り返す反復性肩関節脱臼という状態になってしまうこともあります。
原因
投球動作の繰り返しや、脱臼、長期的な使用などによって起こります。
特に脱臼した際に起こる関節唇損傷では、関節唇のみならず周囲の骨組織まで傷ついてしまうこともあり、反復性肩関節脱臼(バンカート損傷)となりやすいと言われています。
多いスポーツ
スポーツ活動中の転倒や転落、ラグビーやアメフトのタックル、格闘技の関節技などで、過度に水平伸展や外転外旋されると前方関節包が破綻して脱臼します。
また、オーバーヘッドアスリート(投球やスマッシュ、アタックのような動作を伴うスポーツの選手)
審美系パフォーマー(体操、バレエダンスなど)によくみられる元々緩い(柔らかい)肩の場合には、
投球やスマッシュ、スパイク動作などの軽微なストレスでも(亜)脱臼することがあります。
治療
急性期は安静・固定をしながらできる限りの範囲内で、肩関節周囲の疼痛緩和と筋緊張の除去を目的として関節部・肩甲帯・上腕部に徒手療法や鍼灸治療、
さらに電気治療器や超音波治療器を使用して筋緊張の緩和・炎症部の早期鎮痛・鎮静効果を高めます。
炎症期が終わったあとは、肩、肩甲骨のインナーマッスル筋を鍛えて再発防止と痛みを抑えます。
ローテーターカフは、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の4つの筋肉で構成されています。
〇場所
神田駅西口より徒歩5分
大手町駅より徒歩7分
小川町駅より徒歩15分
院名:神田第一接骨院
住所:東京都千代田区内神田2-4-13 石垣ビル1階
TEL:03-3256-9400
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