膝裏の腫れと違和感、、中高年女性に多い疾患とは
こんにちは!神田第一接骨院です!
今回はベーカー嚢腫についてです。
ベーカー嚢腫とは
ベーカー嚢腫とは膝の裏にある関節液という液体を含んだ滑液包が炎症を起こし膨らむことです。
膝の裏側には小さい滑液包が複数あり、過剰な摩擦や圧迫が加わると炎症が起こり痛みを生じます。
関節液の分泌量が多くなると、滑液包に過剰な関節液が溜ります。
※滑液包とは?
膝は身体の中でも最も負担がかかりやすい関節です。
このため、衝撃を吸収し摩擦を軽減する為に膝や関節の周囲には複数の滑液包という袋があり、内部には少量の滑液を含んでいます。
原因
主な原因は、関節リウマチ、変形性膝関節症、半月板損傷や軟骨損傷、運動や過度な膝の使用
関節リウマ:関節の炎症が原因で関節液の分泌が増加し、滑液包に溜まります。
変形性膝関節症:軟骨のすり減りや摩耗により関節液の分泌が増加し、滑液包に圧力がかかります。
半月板損傷:膝関節に負担がかかることで炎症が起こり、関節液が滑液包に溜まります。
運動や過度な膝の使:スポーツや日常の活動で膝を酷使することで、滑液包が炎症を起こしやすくなります。
症状
最初の頃は痛みがないことが多いのが特徴です。
最初は、膝の裏が腫れたり、曲げたときに、なんとなく違和感や不快感を感じることが多いです。
この初期段階で終われば腫れが自然に小さくなることもあります。
しかし、治療せずに放置していると、しだいに腫れが大きくなることがあります。
大きくなる事で、膝を曲げることができなくなったり、引っ掛かる感じがして動かせなくなります。
さらに悪化すると、滑液を包んでいる滑液包が破裂します。
滑液包が破裂すると関節液が漏れ出てきて、周りの組織が炎症を起こしてしまったりします。
すると、膝の腫れがさらにひどくなったり、腫れが熱をもったり、痛くなったりして悪化します。
どんな人に多い?
50代以降の女性に好発します。
治療
炎症を抑えて腫れを落ち着かせることが重要です。
主な治療方法は、超音波治療、干渉波、手技療法です。
超音波治療
炎症が起きている関節包に超音波を当てることにより炎症鎮痛効果があります。
手技・干渉波
膝の周りの筋肉などをほぐして痛みを和らげます。
これらの治療に合わせて行いたいのが骨格矯正です。
骨格矯正をおこなう目的は、身体の左右のバランスを整える事によって膝の負担を軽減するためです。
膝の負担を軽減することができれば治癒の期間も早まり、良い姿勢に矯正することで肩こりや腰痛なども予防することに繋がります。
お悩みの方、施術に興味のある方はご相談ください。
〇場所
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