スマホを見続けるとこめかみが痛い人へ
スマホを見続けるとこめかみが痛い人へ
「スマホを長時間見ていると、こめかみがズキズキする」
「動画を見た後やSNSを見続けた後に頭痛が起こる」
このような症状で悩んでいる方は少なくありません。
最近では仕事だけでなく、調べものやSNS、動画視聴などでスマートフォンを見る時間が増えています。その結果、「スマホ頭痛」ともいえるような症状を訴える方が増えています。
「頭痛持ちだから仕方ない」と思っている方もいますが、実はスマホの使い方や姿勢が大きく関係していることがあります。
なぜ、こめかみが痛くなるのか?
スマホを見ている時、私たちの目は近くのものにピントを合わせ続けています。
近くを見る際には、目の中にあるピント調節を行う筋肉が働いています。本来、この筋肉は遠くと近くを交互に見ることで休息できます。
しかし、スマホを長時間見続けると、この筋肉はずっと働きっぱなしの状態になります。
すると、
* 目の奥が重い
* 目がショボショボする
* 目の周りが疲れる
といった眼精疲労の症状が現れやすくなります。
さらに、目の周囲の筋肉や神経の緊張が続くことで、こめかみ周辺に痛みとして現れることがあります。
実は首や肩も関係しています
スマホを見ている時の姿勢を思い浮かべてみてください。
多くの方は、
* 頭が前に出る
* 背中が丸くなる
* 肩が内側に入る
といった「猫背姿勢」になっています。
頭の重さは体重の約10%ほどあると言われています。
頭が少し前に出るだけでも、首や肩には大きな負担がかかります。
その結果、
* 首の筋肉が硬くなる
* 肩こりが強くなる
* 頭への血流が悪くなる
といった状態が起こりやすくなります。
首や肩には頭につながる神経や血管が多く存在しているため、筋肉の緊張が強くなると、こめかみ周辺に痛みが出る「緊張型頭痛」を引き起こすことがあります。
つまり、
スマホを見る
↓
目が疲れる
↓
首や肩が緊張する
↓
こめかみが痛くなる
という流れが起こっている可能性があるのです。
今日からできるセルフケア
① 1時間に1回はスマホから目を離す
長時間同じ距離を見続けないことが大切です。
窓の外を見るなど、30秒〜1分ほど遠くを見る時間を作りましょう。
目のピント調節を行う筋肉を休ませることができます。
② 首や肩を動かす
肩を大きく前後に回したり、首をゆっくり左右に倒したりしてみましょう。
同じ姿勢を続けないことが重要です。
③ 胸を開いて深呼吸する
猫背になると呼吸も浅くなります。
両手を後ろで組み、胸を開きながらゆっくり深呼吸を行いましょう。
呼吸が深くなることで体がリラックスしやすくなります。
④ スマホの位置を見直す
できるだけ顔の近くではなく、目線に近い高さでスマホを見るよう意識してみましょう。
下を向く角度が少なくなるだけでも、首への負担は変わります。
放置しないことも大切です
「少し休めば治るから」と我慢していると、頭痛が慢性化することがあります。
すると、
* 集中力が続かない
* 仕事や家事に支障が出る
* 肩こりや首こりも悪化する
といった悪循環につながることもあります。