ぎっくり腰になったらやってはいけない3つのこと
突然、腰に激しい痛みが走り、動けなくなる「ぎっくり腰」。正式には急性腰痛と呼ばれ、重い物を持ち上げたときだけでなく、くしゃみや立ち上がる動作など、何気ない動きがきっかけで起こることもあります。
ぎっくり腰になった直後は、適切な対応をすることで回復を助けることができます。一方で、間違った対処をすると症状が長引く場合もあります。
今回は、ぎっくり腰になった際に避けたい3つの行動をご紹介します。
1. 無理に動き続ける
「少し動けば治るだろう」と考え、痛みを我慢して仕事や家事を続けるのはおすすめできません。
痛みが強い急性期は、腰まわりの組織に負担がかかっている状態です。無理な動作を繰り返すと、痛みが強くなったり、回復に時間がかかったりすることがあります。
痛みが強い間は、できるだけ楽な姿勢で過ごし、必要以上に腰へ負担をかけないようにしましょう。痛みが落ち着いてきたら、無理のない範囲で少しずつ日常生活に戻ることが大切です。
2. 痛みが強い直後に長時間温める
「腰が痛いから温めよう」と考える方は少なくありません。しかし、発症直後で熱感や強い炎症が疑われる時期は、長時間温めることで痛みが強くなる場合があります。
痛みが出始めたばかりで熱を持っているように感じる場合は、まず安静を心がけ、必要に応じて短時間冷やすことで楽になることがあります。
一方で、痛みが落ち着いてきた時期には、入浴などで体を温めることで筋肉の緊張が和らぎ、動きやすくなることもあります。症状の経過に合わせた対応が大切です。
3. 自己判断で無理なストレッチをする
「腰を伸ばせば治る」と思い、痛みを我慢してストレッチをするのは避けましょう。
急性期は、無理に筋肉や関節を動かすことで症状が悪化することがあります。特に、痛みが強く出る方向へ無理に体を動かすことは控えましょう。
ストレッチを始める場合は、痛みが落ち着いてから、体の状態に合わせて無理のない範囲で行うことが大切です。
このような症状がある場合は早めに医療機関へ
次のような症状がある場合は、一般的なぎっくり腰以外の原因が隠れている可能性もあるため、早めに医療機関を受診してください。
足の強いしびれや力が入りにくい
排尿・排便がしづらい、または失禁がある
発熱を伴う強い腰痛
転倒や交通事故など大きな衝撃のあとに起こった腰痛
安静にしていても痛みが強く悪化していく
まとめ
ぎっくり腰になったときは、焦って無理に動いたり、自己判断で強いストレッチをしたりすることは避けましょう。急性期は体の状態に合わせて適切に過ごすことが、回復への第一歩です。
痛みがなかなか改善しない場合や、繰り返しぎっくり腰を起こしている場合は、姿勢や体の使い方に原因があることも考えられます。
当院では、現在の症状だけでなく、再発予防も見据えたサポートを行っています。腰の痛みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。