ひざ下の痛み、膝蓋下脂肪体が重要!
こんにちは!神田第一接骨院です!
今回はひざ下の痛みについてです。
膝蓋下脂肪体とは
膝蓋下脂肪体とは、膝蓋骨の下にある脂肪組織のことです。
膝蓋下脂肪体は、膝関節がスムーズに動くように、クッションのような役割をしています。
転倒した時の衝撃を和らげて、膝を守ってくれます。
また、膝蓋下脂肪体は、膝関節にかかる衝撃や圧力を分散させて、膝への負担を軽減する役割も担っています。
膝の前部痛で主な原因となるのは骨や靭帯、その他の軟部組織よりも膝蓋下脂肪体が多いです。
なぜ痛くなるのか?
膝蓋下脂肪体には、侵害受容器と呼ばれる痛みを感じるセンサーが豊富に存在します。
痛みの受容体や神経が豊富にあることで、他の軟部組織などよりも炎症反応が強く出るためです。
正常な、膝蓋下脂肪体は、膝の動きに合わせて柔軟に形を変え、膝関節の動きをサポートしています。
しかし、加齢や使いすぎ、怪我などによって膝蓋下脂肪体に炎症が起こると、脂肪体が硬くなってしまいます。
周囲の組織との摩擦が生じ、膝のお皿の下や周囲に痛みを引き起こします。
多い年齢層
高齢者の方に多いです。若い方で運動量が多い方にも多いです。
加齢によって膝蓋下脂肪体の水分は減少し弾力性が低下するため摩擦が生じやすくなり炎症反応が起きやすくなります。
原因となりやすいスポーツ
ランニング、ジャンプ動作が多いスポーツで膝蓋下脂肪体への負担は大きくなります。
特にバスケットボール、バレーボールで良くみられます。
膝蓋下脂肪体の痛みの特徴
膝蓋下脂肪体の痛みは、膝のお皿の下あたりに感じることが多く、特に階段の降りる時や、椅子から立ち上がる時など、膝に体重がかかる動作で痛みが強くなる傾向があります。
膝蓋下脂肪体の痛みは、日常生活の些細な動作がきっかけになることも多く、年齢や性別を問わず起こり得る症状です。
・膝蓋骨の下に、小石が入っているようなゴロゴロとした違和感
・膝を曲げると、お皿の下が突っ張るような感じ
・膝の動きが悪く、スムーズに動かせない感じといった症状を感じる方が多いです。
治療法
膝蓋下脂肪体の治療は主に保存療法で行います。
まずは、太もも周囲のマッサージやストレッチ、テーピングなどを行い膝への負担を減らします。
根本の改善として歩き方や体重のかけ方など膝関節にどのようなストレスがかかっているのかを見極めます。
原因が分かり次第、根本の改善をします。
〇場所
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