寝るときに痛みが出る人注意!肩関節周囲炎とは?
こんにちは!神田第一接骨院です!
今回は肩関節周囲炎についてです。
肩関節周囲炎とは
肩の関節には袋があり、関節包と呼ばれますが、この関節包という袋に炎症が起きてしまうことで痛みが出て、さらに炎症によって袋が固くなり肩が極端に動きにくくなってしまうのが肩関節周囲炎という病気です。
肩関節周囲炎は時期によって状態が変化します。
【炎症期】~3か月
痛みがどんどん強くなり、痛みによる影響で肩が動かせなくなってきます。
睡眠中も痛みで目が覚めてしまい、睡眠不足になる方も多いです。
【拘縮期】3~12か月
痛みが徐々に減少し、少しずつ肩が動かせるようになります。
しかし、可動域は完全には戻らず最終可動域での引っ掛かりや痛みが残ります。
寒さや睡眠中に痛みが出現することもあります。
【回復期】12か月~
痛みを感じることは少なくなり、日常生活ではほぼほぼ痛みは感じなくなってきます。
症状
肩を動かすことにより痛みが増し、時には夜間の激しい痛みのため目を覚ますほどになります。
肩を動かす事により痛みが強くなるので無意識のうちに肩を動かそうとしなくなり、ついには肩関節周囲の組織が固まり、肩を上げることができない拘縮という状態に陥ります。
原因
肩関節周囲炎は、肩の関節にある「腱板」という組織が炎症を引き起こし「関節包」に広がる事で起こります。
これは老化に伴い、筋肉や腱の柔軟性が失われスムーズに動かなくなるからと言われています。
治療
治療は炎症期、拘縮期、回復期で治療方法が変わります。
炎症期、痛みが強く炎症反応が強いのでアイシングや電気療法で痛み炎症を軽減させて安静が大事です。
拘縮期、痛みや炎症反応が引いてくる時期なのでマッサージや温熱療法で痛み、可動域を改善します。
回復期、マッサージ、物療、ストレッチ、トレーニングなどで痛み、可動域、筋力を改善します。