スポーツを頑張っている中高生に起きやすい疾患
2024.08.22
治療
こんにちは!神田第一接骨院です!
今回は腰椎分離症についてです。
腰椎分離症とは?
腰椎分離症は、背骨のうち腰の部分にある「腰椎」に何らかの圧力がかかって「疲労骨折」したことによって起こります。
腰椎は5つあり、椎体と、後方にある椎弓に分けられます。
このうち椎弓は衝撃がかかりやすく、圧力がかかるとヒビが入ります。
その状態でさらに圧力が加わることで「疲労骨折」して腰椎分離症になります。
症状
主な症状は腰痛です。
スポーツで腰を反らしたり捻る動作で腰痛を感じることが多く、腰に電気が走るような痛みがでます。
スポーツ以外にも長時間、立ち続ける・座り続ける・中腰の姿勢などでも痛みがでやすいです。
原因
スポーツをしている少、中、高校生に多いです。
主に腰を捻る動作やジャンプをすることで腰椎に負担がかかり疲労骨折を起こしてしまうことで発症してしまいます。
腰椎分離症で折れる箇所は仙骨の上にある第5腰椎(L5)が多く、全体の80%を占めています。
次いで、第4腰椎(L4)にも起こります。
どんな人に多い?
10代のスポーツをしている方
男女比で2:1と男子に起こりやすいです。
スポーツ:サッカー、ラグビー、バスケットボール、ハンドボール、柔道、体操、ウェイトリフティングなど
治療
腰椎分離症は手技療法、電気療法が有効です。
痺れに対しては、ハイボルト療法も効果があります。
インナーマッスルが低下することによって姿勢が悪くなると、背骨が歪み神経を圧迫する為
痛みや痺れが強くなります。
そのため、手技療法や電気療法と合わせてEMSトレーニングが有効です。