疲労骨折とは
2021.07.01
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こんにちは!疲労骨折の話をさせていただきます。疲労骨折とは、一度の外力で起こってしまう外傷性骨折とは異なり、数回の外力が積み重なって起こる骨折のことを指します。レントゲンで見るとひびが入っている等に見えることが多いです。主に脛骨・腓骨・中足骨・肋骨で起こりやすいとされています。スポーツ活動中、相手選手とぶつかる・転ぶ・走りすぎによる疲労の蓄積で脛骨・腓骨・中足骨は骨折してしまいます。肋骨が疲労骨折はイメージがしづらいかもしれませんが、百日咳・喘息等咳き込んだ際に起こることが多いです。肋骨が骨折してしまうと、吸気時に肺が膨らむのを阻害してしまうので痛みが出て、次第に呼吸困難となる場合があります。
疲労骨折と聞くと、普通の骨折より軽度なのかなーと思ってしまいますが、決してそんなことはありません。骨折には変わりありませんので、骨折した際は安静に、患部にできるだけ負担をかけない、ことを意識してください。