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変形性関節症

2021.04.14 ブログ
こんにちは!

今回は変形性関節症についてお話しようと思います!!!

変形性関節症(Osteoarthritis:OA)とは関節の軟骨成分が劣化により関節に傷みや腫れが発生し、悪化によって関節の変形をきたす疾患です。
原因としては関節軟骨の老化によるものが多く、肥満や遺伝そして骨折の後遺症などでも発生に関与しています。
好発年齢:40~50代に多く発症し、80歳までにはほぼすべての人にある程度生じられると考えられます。
好発部位:第1位[膝]
     第2位[背骨]
     第3位[指]
となっております。

ここからは変形性関節症の中でも特に多い変形性膝関節症について詳しくお話していこうと思います!!
50歳以上の1000万人が変形性膝関節症による膝痛を経験しています。症状として膝痛、腫れ、関節液の貯留,正座不能などが見られ悪化していくと膝の内反変形(O脚)が見られます。
X線検査では4つの所見があります。
・関節の間が狭まる(関節裂隙の狭小化)
・関節部分の骨の白みが強く軟骨成分に変性をきたす(骨硬化像)
・関節部分が棘の様に変形する(骨棘形成)
・関節を形成している骨に分泌物が袋状に貯まる(骨嚢胞像)
などが見られます。

治療法としては局所の安静、杖の使用、肥満の場合は体重減少の指導などが行われます。理学療法としては温熱療法、関節可動域訓練、筋力強化訓練が行われます。

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