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鵞足炎

2024.08.15 治療

こんにちは!神田第一接骨院です!

今回は鵞足炎についてです!

 

鵞足とは

鵞足(がそく)とは、膝の内側の関節すぐ下につながっている3本の腱です。

鵞鳥(がちょう)の足のように見えることから、このように呼ばれます。

 

鵞足炎とは

鵞足炎は、ランニングやジャンプ動作など膝の屈伸による摩擦が繰り返されて、鵞足の腱付着部、あるいは鵞足滑液包が炎症を起こし痛みが生じることです。

長距離走、バスケットボール、ラケットスポーツ、平泳ぎに多いです。

 

好発年齢

スポーツを行っている人に多く、男女差はあまり無い為どんな方もなる可能性があります。

50代以上で膝の内側に痛みが強い方は、変形性関節症の可能性もあります。

 

症状

膝の内側や少し後ろの部分で感じる痛み、突っ張り感、腫れが主な症状です。

特に接地する時に鋭い痛みを感じたり、膝を曲げ伸ばす際に引っかかるような違和感を覚えることがあります。

初期段階では、運動を始めると違和感があるものの、ウォーミングアップで体が温まると楽になりますが、繰り返し運動をすると徐々にまた違和感が現れます。

 

鵞足炎かどのように判断するのか

触診により、痛みの有無・部位を特定します。

(膝の内側や鵞足部分に圧痛があるか、腫脹の有無、また内側ハムストリングスや薄筋を伸ばすことで痛みが起こるかなど)。

 

治療

オーバーユース(使い過ぎ)のため保存療法が中心となります。

スポーツの休止が重要です。

急性期には鵞足部のアイシングを行います。

 

慢性の場合

半膜様筋、半腱様筋、薄筋などに手技を行い筋肉の緊張を緩めます。

半膜様筋、半腱様筋、薄筋に対して、ストレッチングを行い、鵞足の腱の緊張を減らします。

 

予防方法

股関節の外転筋と外旋筋である中殿筋、大殿筋をトレーニングすること。

内側ハムストリングス(半膜様筋と半腱様筋)と内転筋(薄筋)のストレッチングを行い、

下腿が外旋することを防ぐことが鵞足炎の予防策となります。

 

大殿筋トレーニング

・顎の下に両手をついてうつ伏せになる
・運動する側の足を4秒かけてゆっくり上げていく
・上がりきった所で3秒止める
・ゆっくり4秒かけて下ろしていく

 

中殿筋トレーニング

・運動する側を上にして横向きに寝る
・運動する側の足を4秒かけてゆっくり側方に上げていく
・上がりきった所で3秒止める
・ゆっくり4秒かけて下ろしていく

 

ハムストリングのストレッチ

・踵をしっかりつける
・足首を持ち胸と太ももを着ける
・胸と太ももが離れないよう注意する
・ゆっくりお尻を上げ、頭を下げていく
※胸と太ももが離れないように注意する
・限界まで上げたら5秒保持する

 

ぜひご相談からでもお待ちしております!

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