肩関節周囲炎の人は腕を動かすとなぜ痛いのか?
こんにちは!神田第一接骨院です!
今回は肩関節周囲炎についてです。
肩関節周囲炎とは
肩の関節には袋があり、関節包と呼ばれますが、この関節包という袋に炎症が起きてしまうことで痛みが出て、さらに炎症によって袋が固くなり肩が極端に動きにくくなってしまうのが肩関節周囲炎です。
なぜ動かすと痛い?
肩関節周囲炎の方は肩甲骨が前傾+下方回旋してしまっている状態の方が多いです。
肩甲骨が前傾+下方回旋することによって、腕を挙上したときに肩峰と上腕骨頭が衝突してしまい痛みが出てしまいます。
本来であれば肩甲骨は後傾+上方回旋が正常な動きになります。
なぜ肩、背中がガチガチに固まるのか?
常に肩甲骨が前傾し動かす事が少なくなるため、筋肉が常に収縮し緊張状態になってしまい痛みや硬さの原因になってしまいます。
肩が丸まる事で小胸筋の前側の筋肉も固まりやすくなります。
治療
肩関節周囲炎を改善するためには、胸を張れる状態にすることが重要です。
丸まる事も、胸を張れることも両方できることが良い状態だからです。
どっちかしかできない状態はあまりよろしくありません。
胸を張れるようにするために、小胸筋に手技をします。
ほぐすことによって胸を張りやすくなります。
背中、肩の筋肉の緊張状態もとってあげた方が、痛みも取れ、肩甲骨の可動域も出ます。
注意しなければいけないポイントがあります。
それは、急性期(炎症期)にマッサージや動かす手技をやってはいけない事です。
1つの指標になるのは、夜間時痛(寝るときに痛くて眠れない)
この状態の時には、まだ筋肉や組織が炎症を起こしている状態なので、無理に動かしてしまうと悪化してしまいます。
炎症期は人によってバラバラで、1ヵ月の方もいるし、1年以上の方もいますので、見極めが難しいです。
〇場所
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