ランニングやジャンプで痛める!シンスプリントってどんな疾患?
こんにちは!神田第一接骨院です!
今回はシンスプリントについてです。
シンスプリントとは
シンスプリントは、脛骨の周りにある骨膜が炎症を起こすスポーツ障害です。
脛骨過労性骨膜炎とも呼ばれます。
運動時や運動後にすね内側の中央から下方1/3にかけて、ズキズキとした痛みが生じます。
原因
オーバーユース症の1つであり、繰り返しのランニングやジャンプを過度に行った場合に発症しやすい障害です。
最も多い原因は、新入部員などの急激な運動量の増加が一番の原因になります。
・硬い道路や路面での走行
・踵の摩耗がある薄くて硬いシューズ
・適切でないシューズやスパイクの選択
・O脚や回内足、扁平足などの足の形状の特徴
・下腿三頭筋の柔軟性の不足
・股関節や膝、足関節の柔軟性の不足
・足関節の動きの制限
症状
主な症状は2つあります。
1つは、脛の内側の炎症です。
脛の内側に炎症が起こります。
これにより、脛の中央から下側に痛み、脛の内側に腫脹、熱感が出ることが多いです。
2つ目は、動作時の痛みです。
動作によって痛みが出やすいです。
痛みが出る動作は、ダッシュやジャンプなどで足を地面についたときです。
初期段階では、運動前や運動後に痛みを覚え、ウォーミングアップや安静によって痛みが消えていきます。
しかし、悪化すると運動中に痛みが残るようになり、最終的には安静にしていても痛むようになります。
どんな人に多い?
中高生(新人選手)走るスポーツをしている人に多い
鑑別
シンスプリントと似た症状の疾患として疲労骨折があります。
疲労骨折は痛みの出る範囲、部位が違います。
疲労骨折はシンスプリントに比べて、数センチの限局した痛み、骨そのものに痛みが出ます。
シンスプリントは、10cmぐらいのやや広い範囲に痛み、脛骨の少し後ろに痛みがでます。
レントゲンもシンスプリントは腱膜の炎症なので、初期の段階ではレントゲンには写りません。
治療
シンスプリントの場合、何より大切なのは炎症を鎮め、痛みを取ることです。
炎症がひどい場合はアイシング、超音波などを行ない、その後原因となる硬直した筋肉を柔軟にするために、手技や電気治療、超音波などを施します。
〇場所
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大手町駅より徒歩7分
小川町駅より徒歩15分
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