指の曲げ伸ばしが辛い!更年期の女性に多いばね指とは?
こんにちは!神田第一接骨院です!
今回はばね指についてです。
ばね指とは
指は腱によって曲げ伸ばしをすることができます。
手を握ったりする強い力を発揮する筋肉は前腕にありその力を腱が伝えます。
その通り道で指を曲げる屈筋腱が浮き上がらないように押さえているのが靱帯性腱鞘と呼ばれるものです。
この靱帯性腱鞘は指に部分にありますが、それが終わる指の付け根付近に力がかかり炎症を生じやすいところがあります。
その部分の腱や腱鞘が炎症を起こすと、腱鞘炎になり、さらに進行すると引っ掛かりが生じばね現象が起こります。
原因
ばね指の原因は、指の付け根にある腱という組織が、関節を滑らかに動かすための鞘にスムーズに通らなくなることが主な要因です。
長時間の手を使う作業や過度な力のかかる運動、糖尿病や関節リウマチなどの持病がある場合など。
症状
朝の起床時に症状が強く、日中や夕方などに痛みが引くのが特徴です。
手のひら側の指の付け根に痛み、腫れ、熱感を感じる。
朝起きた時に、指のこわばり、動かしにくい感じがある。
指が曲がったまま戻らない。
曲がった指を無理に戻そうとして力を入れるとカクンと跳ねる感じがある
どんな人に多い?
更年期の女性(40~60代)に多く妊娠中や授乳中の女性に多く見られます。
また、部位では母指(30%)が最も多く、薬指、中指が発症しやすいです。
治療
ばね指の治療は、炎症を起こしている場合と、そうでない場合で治療が異なります。
炎症を起こしている場合、指の安静、冷却、超音波を使って炎症反応を抑えて痛みを軽減します。
炎症反応がない場合、ストレッチ、手技(マッサージ)、超音波を行い筋肉や腱を柔らかくし指の動きを改善します。
手の状態によって治療は異なりますので、お悩みの方は是非、ご相談ください。