膝に水が溜まる人見て!OAとは?
こんにちは!神田第一接骨院です!
今回は変形性膝関節症(OA)についてです。
変形性膝関節症とは
変形性膝関節症とは、膝の関節が加齢や過度の負荷によってすり減り、痛みや動きの制限を引き起こす疾患です。
主に中高年に見られ、関節内の炎症や関節組織の変性が関与し、末期には骨の変形も引き起こします。
原因
加齢
ひざに負担がかかる期間が長くなることが原因になります。
また、関節の中にあって軟骨に栄養を供給しているヒアルロン酸が加齢に伴い減少することで、膝の軟骨が傷つきやすくなると言われています。
肥満
人が歩くときには、体重の約3.1倍の負荷がひざにかかります。
体重が重いほどひざに負担がかかりやすく、軟骨や半月板が傷つき発症しやすくなります。
姿勢が悪い
猫背など歩く姿勢が悪い場合には、普通の姿勢で歩くときよりさらにひざへの負担が大きくなり、発症しやすくなります。
また、日本人に多いO脚はひざの内側に体重がかかることが多くなり、内側の軟骨が傷つき痛みを発症することがあります。
運動不足
運動不足で脚の筋肉が衰えてくるとひざに大きな負担がかかってしまい、ひざの関節でクッションの役割をしている軟骨が傷つき、ひざを動かしたときの衝撃が吸収できにくくなって痛みを生じます。
どんな人に多い
高齢者の女性に多い
症状
変形性膝関節症の主な症状は、膝の痛みや腫れです。
関節に水(関節液)が溜まることもあります。
なぜ、関節液が溜まるのか?
→膝に負担がかかることで炎症反応を起こし関節液が分泌されてしまうからです。
初期には、立ち上がりや歩き始めなど膝を動かした時に生じる痛みがありますが、休めば痛みがとれることがほとんどです。
中期には、動作時痛の頻度が増えて、正座やしゃがみ込み、階段の昇り降りなどの動作が困難になり、膝の曲げ伸ばしもつらくなるなど膝関節の動きが制限されます。
末期には、膝が完全に曲がりきらない、ピンと伸びない状態が進んで歩行が困難になり、日常生活に支障をきたすようになります。また、膝関節の変形が目立ちO脚にもなります。
治療
変形性膝関節症に対して接骨院の施術を受けることで、膝の痛みの緩和と可動域の向上が期待できます。
治療内容は、干渉波、超音波、マイクロ波、手技(マッサージ)、ストレッチを行います。
動かない為に固まってしまった筋肉をほぐし、関節可動域を上げることで、痛みが減り日常生活を痛みなく送ることができます。
変形を元に戻したり、変形が起こる起因となる、すり減った軟骨を再生させることはできません。変形を元に戻すには手術が必要です。