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整体コラム

急性症状(捻挫・打撲・挫傷など)の早期回復期間

急性症状(捻挫・打撲・挫傷など)の早期回復期間

スポーツをしているときに特に起こってしまう捻挫・打撲・挫傷ですが、場合によっては日常生活でのふとした瞬間のトラブルでも起こり得ます。捻挫・打撲・挫傷などの急性症状としては、痛みや腫れがあげられます。

捻挫は軽度であれば、痛みや腫れなどの急性症状だけで済みますが、重度なものになると、靭帯の一部が切れてしまいます。さらに靭帯の全てが切れてしまい、関節が不安定になってしまうケースもあります。

早期回復のためには、すぐに患部を冷やし炎症をおさえること、関節が動かないように固定することが大切です。通常は1週間〜10日ほどで回復します。温めると良くないので、運動やマッサージ、入浴は控えて安静に過ごしてください。

打撲は、軽度であれば少し痛みを感じるほどですが、患部が腫れたり、熱を持ったりすると中度といえます。ぶつけてしまった部分やその周りが青紫色に腫れている場合は、内出血を起こしています。これは、皮膚、皮下組織、血管や筋肉が傷ついている状態です。打撲を甘く見ている方もいらっしゃるかもしれませんが、患部の場所やぶつけたときの状況や衝撃の度合いによっては重大な怪我、病気につながる可能性もあります。

冷やす、安静にすることはもちろん、湿布を貼る、固定するなどの適切な処置を行なえば、1週間〜2週間ほどで早期回復します。症状が良くならない、気分が悪いなどの症状が出てしまう前に早急に手当てをする必要があります。

筋挫傷はよく肉離れと呼ばれていますが、筋肉の一部が裂けたり破れたりすることです。よく準備運動やウォーミングアップなどをせずに、急に運動をしたときに起こりやすいです。違和感が全くなくなり、柔軟性についても元のように戻ったと感じられるまで、早くても3週間〜4週間ほどかかります。適切な処置を行なわないと、回復まで長引きやすいです。いずれの急性症状も迅速で適切な処置を行なうことが、治療期間を短くして早期回復することにつながります。

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