整形外科疾患
変形性膝関節症

変形性膝関節症は、筋力低下・加齢・肥満などのきっかけにより関節機能が低下してしまうことです。
軟骨や半月板のかみ合わせが悪く変形や断裂を起こし、炎症による関節液の過剰滞留があり、痛みを伴います。
症状
・疼痛・腫れ・動作痛(初動作痛・荷重痛・屈伸痛)
・膝の違和感、曲げにくさ
・初期動作時の膝のこわばり、動かしにくさ
鈍痛などもみられる
※水も溜まりますので注意!
症状の軽減を望める筋肉
大腿四頭筋・大腿二頭筋・前脛骨筋・腓骨筋など

おすすめの施術
- EMSトレーニング(筋トレ)
- ストレッチ
- マッサージ
腱鞘炎

腱と腱鞘がこすれて炎症がおきる病気です。
原因は、指や手首の使いすぎが原因です。症状としては痛みや腫れがメインです。
症状
・手首・指を動かしたりすると痛みがでます。
・炎症が強いと腫れがでます。
・動作制限が入り、筋肉が拘縮します。
・ばね現状が起きたりする。
・日常生活への支障がおきる。
・放置すると腱鞘が肥厚するので注意。
種類
ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)
ばね指(弾発指)
症状の軽減を望める筋肉
短母指伸筋・長母指外転筋・前腕筋など

おすすめの施術
- マッサージ
- 鍼治療
- ストレッチ
頚椎症

頸椎症は、首の骨が変形や椎間板の老化などによって、神経・脊髄が圧迫され、首・肩・腕・手・指などに痛みやしびれが生じる病気です。
主に加齢による変化が原因で、神経根が圧迫されると頚椎症性神経根症、脊髄が圧迫されると頚椎症性脊髄症と呼ばれます。
ですので、しっかり状態を見極め施術することが大事になります。
症状
・首の痛み・肩や腕、手の痛み
・痺れ・頭痛
・めまい・手先の動きが悪い
※酷い場合は歩行障害・排尿障害に繋がる為早めの改善をお勧めします
症状の軽減を望める筋肉
多裂筋・板状筋・後頭下筋・斜角筋・胸鎖乳突筋など

おすすめの施術
- EMS
- ストレッチ
- 整体
- カッサ
脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは、脊柱管または椎間孔が異常に狭い状態により脊髄または神経根が圧迫されている状態のことである。
症状
・間欠性跛行:歩いていると足にしびれや痛みが出てくる為に、長い時間続けて歩くことが困難。
前かがみになって少し休むと再び歩けるようになるのが特徴です。
・臀部から下肢にかけての痛み、痺れ
・足底の異常感覚
・下肢の脱力・こむら返り(ふくらはぎ)
症状の軽減を望める筋肉
腸腰筋・腰方形筋・脊柱起立筋・臀部筋など

おすすめの施術
- 整体
- ストレッチ
- 鍼治療
- マッサージ
腰椎椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは、背骨の骨と骨の間にある椎間板が飛び出すことによって周りの神経を圧迫し、さまざまな症状が現れる病気です。椎間板ヘルニアは主に腰や首に起こることが多いです。
症状
・腰の痛みや凝り、前屈みの姿勢での痛みなどが現れます。
・腰からお尻、もも、ふくらはぎ、足にかけて痛みや痺れがでる。(片側が多い)
・筋力低下。足に力が入らなくなったり、歩きずらくなったりする。
症状の程度
軽度:腰痛や軽い痺れ
中等度:軽度より痛みや痺れが強くなる、筋力低下なども現れる
重度:激しい痛み、痺れがでる。酷い場合、排尿障害なども現れる
症状の軽減を望める筋肉
多裂筋・体幹筋・姿勢筋など

おすすめの施術
- 整体
- マッサージ
手根管症候群

手根管症候群とは、指先の感覚や手の運動に関わる正中神経が圧迫されることにより、しびれや痛みなどの症状が現れる病気です。手首をよく使う方に多くみられます。
症状
・人差し指・中指を中心にしびれや痛みがでます。もちろん、親指な薬指に影響を及ぼす可能性もあります。
・症状が進行すると母指球が痩せてきて、指先を使うような細かい作業がやりづらくなります。
・親指・人差し指で「OKサイン」が作りづらくなります。
テスト法
ファーレンテスト
・両手の甲を合わせて手首をできるだけ曲げた状態で30秒から1分程度キープします。
・この際に、親指から中指にかけてしびれや痛みが増強する場合、陽性と判断できます。
ティネル徴候
・手首の真ん中辺を指で軽く叩きます。
・この時に、親指から中指にかけてしびれや痛みが増強する場合、陽性と判断致します。
症状の軽減を望める筋肉
前腕筋・母指球筋・小指球筋

おすすめの施術
- パルス鍼治療
- 整体
- ストレッチ
腱板損傷

腱板損傷とは、肩の周囲4つの筋肉からなる「腱板」と呼ばれる筋肉群が傷ついた状態を指します。
腱板は"インナーマッスル"や"ローテーターカフ"とも呼ばれ、肩甲骨と腕の骨(上腕骨)をつなぐ棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋という4つの筋肉からなります。
症状
・肩の痛み:安静にしていても痛む場合や、動作をした際に痛みが強くなることがあります。夜間痛も場合によってでます。
・運動障害:腕を挙げたり、外に回したり、内に回したりすると、痛みや引っかかりなどがでます。
・筋力低下:腱板の損傷により、肩関節を支えている筋肉が弱くなり、重い物などを持ち上げることが困難になる。
・拘縮:腱板損傷を放置してしまうと、筋肉が固くなり動作困難となります。これを拘縮と言います。
腱板断裂と四十肩・五十肩の違い
・四十肩・五十肩は肩関節の炎症が原因で肩が固くなり動かしにくくなる拘縮が特徴です。
・腱板断裂は上記に痛みや運動障害がでてきてしまいます。ですが、四十肩・五十肩でも炎症期は痛み・運動障害がでてしまいます。
・四・五十肩は、自然に治ることがありますが、腱板断裂は放置すると悪化する場合があるので注意が必要です。
※区別がとても難しいので専門の院で見てもらう事をおすすめします。
症状の軽減を望める筋肉
棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋

おすすめの施術
- 整体
- マッサージ
- 鍼治療