不眠治療・頭痛治療

不眠症は国民病

不眠症の原因に脳脊髄液が関与（なぜ調整する必要があるのか）

脳脊髄液は、脳室系とくも膜下腔を満たす無色透明なリンパ液のような液体です。弱アルカリ性で、細胞成分はほとんど含まれていません。髄液ともよばれています。脳の水分含有量を緩衝したり、形を保つ機能を持ち、一般には脳漿（のうしょう）として知られています。

「第三の体液」ともいわれるように、健康の観点からとても重要な体液になります。
一般的に、脳脊髄液は脳と頭蓋骨の間を流れ、脳を保護する役割があることで知られています。しかし、体の不調によって歪みが生じ、頭蓋から脊髄の方向、末梢神経の末端へというように、脳脊髄液の流れが上流から下流へとスムーズに流れて吸収されなくなると、頭蓋内で停滞を起こします。脳は溜まった水の圧力で押しつぶされたストレスにより、充分に力が発揮できなくなってしまいます。すると、頭蓋内の圧力が高まり、パンパンに膨らんだ風船の中に息を吹き込んでも入らないのと同じように、脳に血液が流入しづらくなります。それにより、脳、内臓、筋肉、各器官すべての働きが低下してしまいます。また、疲れたところで流れが滞ると、体内細菌の増殖とともに機能低下を起こし、神経経路の筋肉の緊張、体の歪み、痛みや病気の原因となります。そのため、調整が不可欠になります。
脳脊髄液の流れを調整して、生命の根源である自律神経の中枢（柱）を元気にし、免疫力、自然治癒力を高めましょう！

頭痛の統計データ

緊張型頭痛

頭痛のなかで最も多いとされるのが緊張型頭痛です。
後頭部・こめかみ・ひたいを中心に頭重感や圧迫感または締めつけられるような痛みが発生し、しばらく続く為日常生活に影響を与えてしまいます。
光か音のどちらかに過敏になる方もいますが、片頭痛のように吐き気や嘔吐が発生することはなく、体を動かした際に痛みが悪化することもありません。
痛みの強さは軽度～中等度です。主な原因は、頭・首・肩周りの筋肉の緊張によって血行が悪くなることとされていますが、ストレスなどの神経的な緊張が原因となることもあると考えられています。
緊張型頭痛のある方が片頭痛を起こす混合型もありますので注意が必要です。

片頭痛

片頭痛は、頭の片側（または両側）が脈打つようにズキズキと痛む頭痛です。吐き気、嘔吐を伴うことがあり、光・音に敏感になるなどの症状があります。
痛みは強く、治療をしなければ長い時間持続し、体を動かしたり入浴したりすると悪化するのが特徴です。原因は幾つかありますが、何らかの刺激が三叉神経（脳から直接出ている神経）の刺激につながり、さらに連鎖反応的に血管の拡張や炎症が発生していく為と考えられています。片頭痛が起こる前には、目の前がチカチカする、 目が回るなどの前兆が現れることがあります。20～40歳代の女性に多くみられ、月経時やその前後に発症するケースも多くみられます。妊娠中は、一時的に片頭痛が軽減される人が一定数いますが、大体の方は出産後1ヵ月程度で再発することがあります。

群発頭痛

頭の片側に頭痛が現れ、それと同じ側の目や鼻、耳などに異常が現れる頭痛を「群発性頭痛」といいます。原因はまだ解明されていませんが、脳の視床下部という場所に関係しているといわれています。
群発頭痛は左右どちらかの目の周囲からこめかみのあたり（前頭部～側頭部）にかけての激しい痛みと、痛むほうの目の充血、涙、鼻水、鼻づまり、まぶたの下垂などといった症状を伴うのが特徴です。
痛み発作は1日に2～8回繰り返され、数日～3ヵ月ほどの間、集中して続きます（群発期）。頭痛が起こらない時期を経て、また群発期がやってくる場合（反復性群発頭痛）や、群発期が年中続く場合（慢性群発頭痛）もあります。発症年齢は20～40歳で、男性に多い傾向がありましたが、近年、男女差は徐々に減少する傾向にあります。痛みが起こるメカニズムとしては、目の奥の動脈の拡張が原因でうっ血や炎症が起こり頭痛につながるという説、眼や上顎、下顎に向かって走る三叉神経の活動が過剰に高まることによって発生するということが考えられています。

頭痛改善

頭痛の原因を除去するには、常に負担のかかる状態を変える事が必要なのがお分かりになるかと思います。身体を怪我して痛めたわけではないので、しっかり頭痛の分類をおさえて改善していければ問題はあります。当院では頭痛改善を図る為に筋バランスを徹底的に調整します。体幹の筋のさらに奥、深層筋を刺激し、トリガーポイントの除去と同時に筋肉を活性化させます。活性化させる事により筋肉が働きだします。それにより、血流が持続的に改善し、体幹が安定していきます。
下半身の筋肉で、体幹の深層筋と一緒に働いている筋肉達があります。そこも同じように刺激し、身体の筋バランスを図っていきます。
バランスを整える際にもっとも重要となるのが筋の他に関節があります。脊椎や上肢・下肢の関節に対して刺激を行い、関節を動かし調整していきます。
これにより、脊椎のバランス・身体全体のバランスが取れだします。ここで言えることは筋肉の調整だけでもダメということです。身体は骨・筋・血管・皮膚・神経など複合で成り立っていますので、身体を調整するというのは簡単なものではありません。もちろん身体を調整することの他に、筋トレなども必要になってきます。

頭痛の改善に必要になるトレーニングをご紹介

体幹全面の深層筋のトレーニングをおすすめします。ご自身でやる事が難しい方や、より早く、より高い効果をお望みの方にはEMSによる刺激を当院では用います。
EMSを体幹へアプローチすることでかなり状態を改善してきます。頭痛中のトレーニングはおすすめできませんが、頭痛改善にトレーニングは必要になります。
これにより、安全に体質改善が行われ、日々の生活が爽快になっていきます。身体のバランスを調整するだけでなくしっかり運動することも大事になりますので是非参考までにして頂ければと思います。

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