当院のマッサージの特徴

当院のマッサージは、トリガーポイント・筋膜アプローチをベースにしています。
トリガーポイントとは、指圧刺激で鋭く身体の深部に感じる痛みを発する、引き金となる限局性のポイントを言います。

例)肩にトリガーポイントが出来てしまったとして、その痛みが頭に飛ばされ「頭痛」を感じたり、背中に飛ばされて「背部痛」を感じたりします。
これらの痛みを「関連痛」と呼びます。痛みを感じる場所が違う場所にあるため医療機関では原因不明の痛みとして扱われてしまう事が多くあるそうです。
そこの原因不明な痛みのアプローチを可能にするのが我々、国家資格を所持している先生が対応致します。
注意)痛みだけでなく、筋の伸縮機能不全・筋力低下・痺れ・浮腫・異常姿勢など様々な悪影響を体に及ぼします。
トリガーポイントが形成された状態でエクササイズや筋力トレーニングを行っても、筋肉は弱り続け、むしろ逆効果になってしまいます。
トリガーポイントの原因
最大の原因は姿勢にあると言われています。
現在ではパソコン仕事によるデスクワーク・テレワークなどが増え、悪い姿勢により筋肉に対し、慢性的に負荷をかけ続ける状況が当たり前になってしまっています。
筋肉を限界以上に酷使している代償として、痛みを伴っているという状態ですので姿勢や環境を変えない限り、いくらトリガーポイントを治療しても、また再発します。
原因となった状況を改善しないことが、改善の最大の妨げになっているのです。
トリガーポイントによって筋肉が固くなり、関節可動域も低下してしまいますので正しい姿勢を取りたくても取れなくなってしまします。早めの改善をお勧め致します。
筋膜とは
筋膜とは、人間の体を構成する、筋肉・靭帯・腱・骨・内臓器・血管といった様々な組織を分離して包み込む膜(結合組織)を表します。
筋膜の構成は、膠原線維(コラーゲン)〜密度が高く強靭な結合組織、弾性線維(エラスチン)〜伸縮性に富み、ゴムの様な結合組織、細胞間質(ヒアルロン酸とプロテオグリカン〜上記の線維状タンパク質とそれらの線維を潤滑よく癒着しない様に円滑に保つ役割でできています。
上記3つの素材から成る 筋膜によって、身体はバランスを保ち、形状を支持しています。この事から、 筋膜は『第二の骨格』とも呼ばれています。
様々な原因で、この内部環境の状態が崩れると潤滑性が保たれず、筋膜の硬直・よじれ・細胞間質液の脱水が起き、筋膜と脂肪組織や筋組織が癒着を起こし、円滑性を失いスムーズな動きができなくなります。
癒着を起こす原因

●オーバーユース(筋肉の使いすぎ)
●左右の筋肉のバランスが不均衡な状態
1、荷物はいつも片方に統一
2、立ち姿勢はどちらか一方の足に重心がかかる
3、長時間の同じ姿勢が多い(2時間以上のデスクワーク)
4、極度の緊張・ストレスを感じることが多いなど
筋膜は、筋肉よりも痛みの感覚受容器が多く存在し、痛みを敏感に感知します。
この様なことによって、身体にストレスと筋緊張の状態が継続することでトリガーポイントが形成され、痛みやしびれ、コリなどが生じます。
つまり、トリガーポイントと 筋膜は必然的に深く関係してきますので、2つのアプローチは必須条件になってきます。
当院では、必ず国家資格を持ったスタッフがマッサージの対応をさせて頂きます。
国家資格を持っているからこそ、身体の作りやバランスを見られるので筋肉や靭帯を緩めたり、バランスを整え、圧をかけたりしながら血流の促進を高めます。
自然治癒力も上がってきて、痛みなどが緩和されていくようにいたします。
こんな方にオススメ
肩こり・腰痛・冷え性・むくみ・頭痛・眼精疲労・関節痛・自律神経のみだれ・不良姿勢・血行不良・足の疲れ・新陳代謝の低下・免疫力ダウン・ストレス・柔軟性の低下・猫背・巻き肩・反り腰・膝痛・首のこり・ストレートネック・倦怠感・股関節痛・肘痛・腱鞘炎・四、五十肩・手術後の後遺症など
保険診療と自費診療の違い

<自費診療>血行不良により固くなっている筋肉を和らげる為の施術療法です。
筋肉の状態に合わせ圧を調整し安らぎを与えるよう行います。
<保険診療>
保険による施術は、捻挫・打撲・挫傷・脱臼・骨折、ケガに対する施術になります。
(ケガに該当しない場合は自費診療での対応となります)
保険適応の有無は、まず当院へご相談ください。
〇 保険診療が適応できる条件
保険診療が対象となるものは、突然起きた原因明確な怪我になります。
捻ったり、ぶつけたり、走行中(走っている際)に筋肉を負傷など。体の組織(骨・筋・関節)が負傷することです。捻挫・挫傷・打撲・骨折・脱臼この5つが適用できます。
骨折や脱臼の治療については、緊急時の整復や固定などの応急処置以外は、医師の同意がないと当院での治療は困難となりますのでご注意ください。
〇 保険診療を適用できない場合
首のこり・肩こり・慢性的な腰痛・原因不明で起きた症状などは、保険の適応外とさせて頂きます。
保険診療を適用できない場合、治療費は全額自己負担の自費診療となりますのでご理解のほどお願い致します。
保険診療のように治療の範囲が決められていないので、全身を対象として幅広く診て、患者さまにとって有効な治療をし、その方に合った根本的な治療を行います。
ここが自費診療の良い点でもあります。
超音波と電気刺激を合わせたコンビネーション治療器(EU-910)

◦ 超音波の作用→疼痛の緩解・微小マッサージ作用・筋肉痛及び関節痛の軽減
→ コンビネーション治療
◦ 電気治療の作用
→ 鎮痛及び筋萎縮改善
モード
Hi-Voltage
150Vを超える高電圧を用い、深部への刺激に適し疼痛の軽減や血流の促進可動域の改善などに用いられる。
MCR
極めて微弱な電流を用い、傷ついた組織の修復を早め、損傷部の治癒を促進。
神経や筋肉を興奮させないため、筋肉痛の軽減に有効です。
SEQ
Hi-VoltageモードからスタートしMCRモードに切り替わるモード。
効率的な治療が行えます。
適応疾患
・肩関節周囲炎 ・頚椎神経症 ・上腕二頭筋長頭腱炎 ・外側・内側上顆炎 ・腱鞘炎 ・突き指 ・ジャンパー膝・手根管症候群 ・坐骨神経痛 ・筋膜性腰痛 ・関節水腫 ・外側・内側半月板損傷 ・捻挫 ・シンスプリントなど
筋膜リリース(カッサ)

※当院で使用するカッサプレート
「カッサ」とは、2500年前から中国で行われてきた民間療法であります。
現在は東洋医学の治療法の1つとして院では使われております。
専用のカッサプレートを使って皮膚の経絡や反射区を擦って刺激することで、毛細血管に圧を加えて血液の毒を肌表面に押し出し、経絡の流れを良くするというもの。
東洋医学的なデトックスであるといえます。
浮腫みや筋肉の張りが気になる部位にカッサをあて、皮膚を滑らせるように使っていきます。
カッサで期待できる効果
血流が良くなることで浮腫みの改善・皮下組織・筋膜にもアプローチができるのでトレーニングや日常のコリや張りによる可動域の制限にも使用することでき改善することができます。
カッサが特に効果的な症状

スポーツ障害・外傷
肩こり 腰痛
寝違え 首こり
頭痛 冷え性
小顔効果(小さいお顔へ)
カッサを顔に使うとリンパの流れが良くなり、体内に溜まっている毒素と一緒に余分な水分の排出を促すことが期待できます。結果、顔のむくみをとることできるそうです。
また、顔の筋肉が下から上へと押し上げられるため、顔の表面にある表情筋が刺激されて、顔のたるみ改善も期待できます。むくみとリフトアップによって顔が引き締まり、小顔効果もあるそうです。
毛穴の引き締め・リフトアップ効果
メイクでうまく隠すことができても、すっぴんになると現れる毛穴。加齢や水分不足、そして表情筋の衰えによって、小鼻周りなどの毛穴がだんだんとタテに開いて目立ちやすくなります。
カッサによって表情筋が刺激されると顔が引き締まり、肌にハリが生まれて毛穴が目立ちにくくなるのだそうです。
血行改善によるくすみ・たるみ肌改善
プレートで顔や体の筋肉の凝り、血液の滞りをほぐしていくと、ケアした箇所がだんだんと温かくなっていき、血の巡りが良くなったことを実感すると思います。
巡りが良くなると、代謝が活発になり、肌のターンオーバーが正常に近い形になるそうです。すると、肌の血色も良くなり、目の下のくまやくすみ肌の改善が期待できます。
むくみ&凝り解消に(ボディケア)
カッサはボディメンテナンスにも効果的です。カッサを使って老廃物を定期的に排出することで、便秘や肩こりなどの改善が期待できます。
さらに、血の巡りが良くなれば、冷え性の改善、疲労回復にもつながるそうです。
カッサプレートの使い方

流す(擦る)
リンパを流すためのマッサージ方法。
カッサプレートの広い部分を肌に軽く押し当てて、一定方向で適度に圧を加えながら擦ります。
押す(圧)
ツボ押しやコリをほぐす為のマッサージ方法。
カッサプレートの尖っている部分などを押し当てて、刺激します。
ほぐす(マッサージ)
コリをほぐすマッサージ方法。
カッサプレートの波形部分や尖っている部分を皮膚に当てて、小刻みにジグザグに移動したり小さく円を描きながら、コリをほぐします。